内向型HSP・moonのブログ

シャイで超内向的なmoonが日常から感じたことを綴るブログです。

本を読んで。内向型の自分を否定する必要なんてないと気持ちが楽になった話。

こんにちは、moonです。

 

内向型と外向型の違いを知って、内向型の人が生きやすい道をいけばいいということをこの本を読んで学びました。

 

内向型の生き方戦略―「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案

内向型の生き方戦略―「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案

 

 

この本には自分がずっとしんどかったことがそのまま書かれていて読んでいて少し泣きました。。(笑)

外向型と内向型の比率は、8:2くらい。タフで積極的で明るくポジティブな人たちのほうがネガティブで小さいことが気になる敏感な人よりずっと多いのです。社会の中で生きずらさや理解者がなかなかいないと感じる人に内向的な人が多いのは納得します。

その内向型がなぜ苦しくなるのか、どう生きていけば幸せなのかということがきちんとわかりやすく書かれてあり、これを読んだ私は自分自身のことが読むまえよりもわかってきたのです。

 

この本をおすすめしたい人

・内向型の性格が原因で他の人とうまくつきあえないことで悩んでいる人

・自分らしさを大切にしながらこれからをどう生きていくかを考えている人

・自分がどんなところなら生き生きできるのかを知りたい人

 

自分を知ることが幸せにつながる

この本では、外交的な人を社会維持型の人、内向的な人を境地開拓型の人として説明しています。

そもそも境地開拓型の人は、一人でいることをさほど苦としません。むしろ大勢でいると疲れてしまい、積極的に一人になったりするぐらいです。ですが、そのような孤独を好むという性質を持つのに、「みんなと一緒にいると、楽しいよ」などと言われて、それを信じ込んでしまったらどうなるでしょう。確かに、周囲にいる多くの社会維持型の人たちにとっては、「みんなと一緒」は楽しいことでしょう。彼らは群れを作って楽しく過ごすことを、目的とするのですから。

 

しかし境地開拓型は、そもそもそのようなことを「楽しい」とは思わない性質です。だから、みんなと一緒に騒いでも、いっこうに楽しくなれません。そして「自分は周囲と同じようにできない。これはきっと、自分のせいだ。自分が劣っているからなんだ」と思い込むようになってしまうのです。

 

私は周りと同じように楽しめないことがなにか異常なことなんじゃないかと思っていた。

小学生のとき、休み時間に教室で本を読んでいたことがあった。そのとき担任の先生に声をかけられて友達のところに連れていかれて「一緒に入れてあげて」と言って友達と遊ぶように言われたことがあった。

その友達ともふだんから仲が良かったからイヤではなかったけれど、一人で本を読むことはあまりよくないのかなと思ったりしていた。

先生は生徒のことで涙を流すような優しい人だったから私のことを考えてくれていたんだなって嬉しかった。でも、ちょっと自分のしていることがよくないのかなと思ったりしたんだ。

 

この文章を読んで、外向的な人と内向的な人の「楽しさ」が異なることを知ることができた。これがわかっていたら劣等感を持つことも自分を否定する必要もないことがわかった。

 

境地開拓型は、ネガティブな力を発揮することでリスク対策ができて、人付き合いよりも好奇心を重視することで成果を出せて、人脈よりも工夫で新しいものを作り、大勢でいるよりも一人でいることで思考するエネルギーを得られて、より完璧を目指すことで良質なものを作れるのです。

 

内向型が力を発揮やすい環境というのは大勢でなにかをするというよりも一人でなにかをするほうが負担が少なくいいものができるんだと自分のいままでの経験からも納得できた。

この前読んだ本にもひとりの時間をどう使うかということを学んだ。内向型は自分と向き合って生きることが幸せにつながるのかもしれない。

 

moon6633.hatenablog.com

 

刺激への感度はほぼ先天的に決まっているので、変えられるものではないからですね。自分の力で変えられる次元のものではないのです。だから安心して、「ああ、もう我慢比べをしなくていいんだ」と力を抜くといいでしょう。

 

外向的な人は刺激に対してニブいからタフだけど、内向的な人は刺激に鋭いから疲れやすい。体質のようなものだから変えられるものではない。だから、もう体調を崩すまで我慢しなくていいのかと思うと心が軽くなった。

 

境地開拓型にとっての成功者像とは、「自由に、意味あることをすること」です。その「意味あること」とは、「自分らしさを発揮すること」、「自分にしかできないことをすること」、

「自分以外には誰もなしえないようなことをすること」、「今までにない、新しいものを発見、想像すること」などになります。一言で表現すると、それは「新たな境地を開拓すること」です。このような境地開拓型は、自分にとって使命感を感じられるような、有意義な毎日を送ることを好みます。自分の感覚を信じて境地へと向かい、工夫をすることで新たな領域を開拓します。そして一人でも多く、その新境地を分かち合い、仲間たちや社会の弱者に喜んでもらいます。そして何か一つでも意味あることを残せれば、それで死んでもいい、という生き方です。

 

内向的な人がしたい生き方は、外向的な人がしたい生き方とは異なっている。ここに書かれていることそのままを私は感じる。なにか自分が生きているときに自分の力で意味のあることをしたいと思う。

 

もっと興味深い言葉はあるけれど、今回はこのくらいにしますね。

気になった方はぜひ読んでみてください。

 

さいごに

今回の記事では、内向型の生き方についての本をご紹介させていただきました。

なかなか内向型である自分を理解してくれる人って少ないと思うけれど、理解されなくてもいいと思ったら少し気が楽です。自分の好きなことや得意なこと、気質を生かした生き方をして人に喜んでもらえたら本当に幸せだなと思います。自分を無理に変えようとするよりも環境をかえてみるほうが良かったりするのかもしれません。自分に合った場所を作ることを大切にしたいなと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。