『岡本太郎 著/自分の中に毒を持て』を読んで。十分に生きたと思える人生とは。
こんにちは、moonです。
先日、岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』という本を読みました。
私はこの本を読んで、とてもいいエネルギーをもらいました。
楽な道ではなく、安易ではない生き方、自分と闘っていくような生き方をしなさいと、そういうメッセージがあります。
ただ、強い言葉だけでなく、その中に優しさや柔軟さ、型にはまらない感じを受けました。
読み終わって特に印象に残ったものが3つあります。
一つは、自分の最大の敵は自分だということ。
二つ目は、少しでも情熱を感じる、惹かれそうなことならやってみるといいということ。
三つ目は、自分の夢に向かってどれだけ挑戦したか、努力したか。
これからひとつずつ書いていきたいと思います。
自分の最大の敵は自分
つまり自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身というわけだ。自分をとりまく状況に甘えて自分をごまかしてしまう。そういう誘惑はしょっちゅうある。だから自分をつっぱなして自分と闘えば、逆にほんとうの意味での生き方ができる。
誰だって、つい周囲の状況に甘えていきていくほうが楽だから、きびしさを避けて楽なほうの生き方をしようとする。
ほんとうの人生を歩むかどうかの境目はこのときなのだ。
安易な生き方をしたいときは、そんな自分を敵だと思って闘うんだ。
たとえ、結果が思うように行かなくたっていい。結果が悪くても、自分は筋をつらぬいたんだと思えば、これほど爽やかなことはない。
人生というのはそういうきびしさをもって生きるからこそ面白いんだ。
-『岡本太郎 著/自分の中に毒を持て』-
本当の敵は外の世界にはいない。
いつも自分の中にいる。
自分自身だったんだ。
そう思いました。
何を考えているかによって、行動も変わってきます。
自分がどんな生き方をしていくのかは自分次第なんだなと思います。
環境も大切な要素の一つだけれど、きっとどんな環境にいてもどんな人生を歩むかは自分の心がけで変えられるものなのかもしれません。
それにはとても大きな勇気と意志の力が必要だと思うけれど。。
自分をダメにするのも自分で、自分を成長させるのも少なくとも自分がかかわっている。
自分を磨くということは、よりよい生き方をするために大切なことだと思いました。
だから、これから自分の人間性を心を磨いていこうと思っています。
情熱を感じるならやってみればいい
まず、どんなことでもいいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうなことを無条件にやってみるしかない。情熱から生きがいがわき起こってくるんだ。情熱というものは、”何を”なんて条件つきで出てくるもんじゃない、無条件なんだ。
-『岡本太郎 著/自分の中に毒を持て』-
私はいろんな本を読み始めてから、情熱という言葉をよく目にするようになった。
心から湧いてくるものを大切にしようと思い始めている。
何かをしなきゃいけない。何かした方がいい。
そんな風に思うけど、何をしていいかわからないと何度思っただろうか。
そういうときに、少しでも情熱を感じるものや惹かれるものに無条件にやってみることというメッセージは響きました。
夢に向かってどこまで挑戦したか
人間にとっての成功ってなんだろう。
もし、自分の夢に向かって小さくても挑戦を続けて、失敗してもどこまでも努力する生き方をしていたら…
どれだけ精一杯生きたかで、たとえ夢が叶わなかったとしても全力を尽くしたのならそれで満足、後悔はないとこの本にもあるように、私も自分のベストを尽くしたのなら後悔しないと思う。
今までもそうだった。
私は精神が未熟なので、まだまだそんな生き方をするにはすぐにはできないとも思うのですが、そういう生き方をしていきたいと思います。
なにごとも小さく動くことを大切に。
かなり慎重な性質を持つ私は大きな一歩はとても勇気がいるので、小さな一歩からはじめていきます。。
さいごに
今回ご紹介させていただいた本には、生き方に迷った人におすすめしたい一冊です。
岡本太郎さんのような生き方をするには相当な勇気と覚悟と意志が必要だと思いました。
なかなか簡単にはできないことです。。
でも、読んでみてよかったです。
とても勇気をもらえました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。