本当の自立とは何かを学んだ話。
こんにちは、moonです。
先日、『喜多川泰 著/心晴日和』という本を読みました。
この本の中に自立についての考えが書かれていました。
自分でお金を稼ぎ、誰かに依存しなくても人生を楽しく生きているような人が自立した人だと私は思っていました。
しかし、この本にある自立の考え方は読んだときハッとする何かを感じました。
本質に触れたような気がしました。
こういう感覚はきっとそれが自分にとって必要なものだというサインなのかなと私は思っています。
自立した人とはどんな人か
私が印象に残っているハッとした文章をここでご紹介させていただきます。
「確かにあなたの言う通りかもしれないけど、人間は一人じゃ生きていけないわ」
「その通りさ。でも、誰かにとってなくてはならない存在になることと、依存するのは大きな違いだと俺は思うよ。人間は一人では生きていけない。いろんな人と繋がって助け合いながらしか生きていけない。だからといって誰かに頼るというのは自立じゃないと思うんだ。
一人じゃ生きていけないからこそ、誰かにとってなくてはならない存在として生きるという覚悟をしたとき、自立したことになるんだと俺は思っているよ。もちろん誰かのおかげで生きているんだけど、自分も誰かにとってのその誰かになるっていうか……わかる?俺の言ってること」
-『喜多川泰 著/心晴日和』-
何かに依存せず、誰かにとってなくてはならない存在として生きる覚悟をしたとき自立したことになる。。
何かに依存する。
それがなくては生きていけない。
子供の頃は親が守ってくれた。
だから、ここまで生きてこられた。
大人になったら、それは親から会社になる。
そうでないとお金がもらえず、生活することができないから。
自分で稼いで一人暮らしをしていても、会社がなくなってしまったら困ることになるのだとしたら、それは自立しているとは言えないということなのだろう。
その一方で、この人がいてくれたから私は救われた、この人の話を聞いたおかげで今の自分がある、そういう風に思われる人は、誰かにとってなくてはならない存在でいるということ。
そして一人でも生きていける人。
誰にも依存せず、自分のことは自分で守り、自分の人生を創っていく人。
私もそういう人間を目指して生きていこうと思っている。
長い時間がかかるだろう。
乗り越えていくべき壁もたくさんあるだろう。
逃げたくなったりするかもしれない。
でも、そのときはそのときでまた考えよう。
では、また〜