なんで絵が好きなんだろう
こんにちは、moonです。
私はむかしから絵を描くのが好きだった。
「好きなことはなに?」そう聞かれたら、いつも「絵を描くこと」って答えていたような気がする。
褒められることも絵が多かった。だから、「いい絵だね」と言われるのが嬉しかったし、静かに一人で絵を描いている時間が好きだった。
でも、なんでだろう。褒められなくても描くのは好きなんだ。うまく描きたいと思って、いろんな絵を見て、でもそう簡単に上手くはなれない。でも、へたくそで描けない自分にムカついて。。
でも、またなんか描きたくなる。
ずっと続けていたのが絵を描くことだった。
色を重ねて、色が混ざっていく様子もどんどん画面に色が増えていくのがとても心地よくて、豊かな感じがしたんだ。
自分の好きな色になった瞬間がなんともいえない満たされるような感覚があった。
綺麗なものや美しいもの、心が揺さぶられるような、感情が動かされるものが好きだということに気づいた。
それには、絵とか音楽とか映画とか小説とかにあるんだと思う。
これはどれもみんな人間らしいものだと思うんだ。
物語を作ったり、芸術を味わったり、他の動物はしないようなことが人間らしいことなのかな。
なんで絵が好きなのか
最近、こんなことを思う。どうして絵に惹かれるのか、どうして絵が好きなのか。
でも、どんな絵にも惹かれるわけじゃない。
私が惹かれるのはこんな絵だ。
・色が複雑に混ざり合っているような絵
・物語を感じるような絵
・青が綺麗な絵
・ホッと心が和むような絵
すごく抽象的だけど、心が癒されたりする絵が好きだ。
反対に苦手だなって思うのは、トゲトゲした絵とか気持ちが暗くなったり、こわいと感じるような絵だ。
自分が描くときも人のエネルギーを奪うようなのではなくて、心が癒されるような気持ちが晴れるような絵を描きたいと思っている。
たぶん、心惹かれる絵をみると自分の心が豊かになっていくような、透き通るような感じがするから絵を見るのが好きなのかもしれない。
イライラしているときに澄んだ空気が漂うような風景画を見たりすると、その絵のようにだんだんと自分の心も澄んでいくように感じられる。
絵はそうして人の心を変えていく。。
自分が絵を描くのも現実にはないものを描いてもそれが絵なら受け入れてもらえるからかもしれない。映画でも小説でもファンタジックな世界がおもしろいなと思う。『ハリー・ポッター』とか『ナルニア国物語』とか大好き(笑)
どうして絵を描くのか
絵は人の心を落ち着かせたり、楽しい気持ちにさせてくれたりする。たぶん、絵というのは人の心になにかしらの影響を与える。
絵は言葉では伝えにくいイメージを伝える手段でもある。前に「言葉で伝えられないなら、いっそ絵でも描いて送ればいい」という言葉を聞いたことがある。
言葉で伝えるよりも絵を描いて送るほうがずっと心に響くこともあるかもしれない。
心というのは不思議な世界だと思う。ちょっとしたことで踊りだしてしまいたくなるほど嬉しかったり、沈んでしまうようなブルーな気持ちになったり、自分でも把握できない感情がたくさんある。
私は小さい頃からかなりシャイな人間だったから(それは今も全く変わっていない。。)対面で言葉にして伝えることが苦手だったんだ。でも、どちらかというと絵を描くことは得意だと自分で思い込んでいた。絵はよく人に褒められたからだ(笑)
自分の中にある世界を絵にして人に見てもらうことは、自分を開くことでもあるんだと思っている。自分を知ってもらうひとつの方法だと思っている。
だから、言葉の代わりに何かを伝えるために私は絵を描くのかなと今はそんなふうに思っていたりする。
さいごに
まとまりがない記事になってしまったけれど、はじめて絵について言葉にできた?ような気がします。芸術って人間らしい素晴らしいものだと思います。以前、絵の先生が「目には見えないものを見せてくれるものですよね、絵って。」とおっしゃっていました。ほんとにそうだなぁと思いました。
ほんの少し、その人の心の中が現れるような。むしゃくしゃしているときに絵を描いても荒れた絵しか描けない。丁寧な絵は心を落ち着かせて穏やかなときじゃないとなかなかむずかしいように思います。
私はいろんな人の絵を見たいです。同じものを描いても人によって違う絵になるから、絵は個性が出て面白いなと思うのです。