人に理想を求めないようにしていたらイライラすることが減った話。
こんにちは、moonです。
私は小さなことが気になってイライラしてしまったり、スムーズにいかないことがあるとストレスを感じてしまうことが多い。。
現実に理想通りを求めてしまうのだ。。
でも、思い通りになることのほうが少ないし、すべてがうまくいく世界は面白いのか?って思うとそうじゃないかもと思ったりする。
最近、自分では変えられないものにイライラしたりするのは限りある自分のエネルギーを無駄に使ってしまうし、良いことないなぁと思ったので考えるのはやめるようにしている。
人にイライラするのは自分が相手を変えたいなんて気持ちがあるからなのかなと思った。。
冷静になってみたら、そんなことできないし、する必要もないと思った。
恋人に”求める理想”がない親友
私の親友は4年くらい恋人と一緒に暮らしている。親友は美人で大人っぽく、冷静で優しい人だ。ヘンなところで笑うような私と笑いのツボが合う(笑)
彼女は、恋人に理想を求めない人だった。求めないというより、理想がないらしい。「恋人の嫌なところとかってないの?」と聞いたら、「うーん、あるけど、まあいいかってなる 笑」こんな感じの返事だった。
たぶん、恋人のことが本当に好きなのだろう。彼女は前にこんなことを言っていた。
「どんなこともプラスにとらえることはできるから」と。
彼女は私から見ると、要領が良くてそつがなく、なんでもこなせるような器用な人だった。でも、この言葉を聞いてから、彼女の根底にあるこういう考え方が彼女を支えているのかなと思ったら、すごいなと思ったんだ。
どんなところからもプラスの面を見つけてなんでも楽しもうとする。私もそうなろうと思った。
彼女がお互いを尊重するようないい恋愛をしているのは、その考え方があるからかもしれない。彼女と話していると楽しいんだ。私のことを知ろうとしていろいろ聞いてくれるし、自分のことも話してくれる。本当の聞き上手は質問上手なんだなって思った。
最初は良くないことのように思えても、そこから良い面を見つけてみたら心もふわっと軽くなる。
そんなふうに生きていきたい。
今回もありがとうございました。
自分の気持ちがいちばん伝わる手段はなんだろうか。
こんにちは、moonです。
私は対面で話して気持ちを伝えることがあまり得意じゃない。それは、スッと言葉が出てこないのと思考するのに時間がかかってしまうから。。
今回は、自分の気持ちや考えを相手に伝えるにはどんな手段が最適なのかということについて書いてみたいと思う。
対面とメールと手紙の3つのうちどれがいちばん自分に合っているのかを考えてみます。
シャイな私が好きな人に告白したときのこと
数年前、私には好きな人がいた。どうしても気持ちを伝えたくてどんなふうに伝えようかを考えた。最初は、会ったときに直接伝えようと思った。そのほうがダイレクトに気持ちが伝えられると思ったから。
でも、いざってときに勇気が出せなくて、直接断られたらって考えても仕方ないことばかりが浮かんできてできなかった。だから、LINEで伝えることにした。
LINEでも気持ちは伝わると思うけど、相手の立場になってみると、LINEではハートの部分が伝わりにくいのかもしれないと思った。字はみんな同じだし、表情もわからない。。どのくらい好きなのかというのがわかりにくいのかなと。
だから、私は気持ちを伝える手段として、自分に合ってるのは手紙なんじゃないかと思った。振り返ってみると手紙を書くことはずっと前から好きだったし、もらった友人も喜んで手紙の返事をくれた。じっくり自分の心と相手のことを考えて言葉にする。そのほうが対面でもメールでもできない自分の気持ちを綴ることができると思った。
やっぱり自分の得意なことのほうがいい。それに手紙には絵も描いて送ることができる。手書きは時間がかかるし、かけた時間というのも気持ちが伝わると思うんだ。
でも、今の自分の状況と相手によって伝える手段は変えてみるのがいいと思っている。大切なのは自分の気持ちがちゃんと相手に伝わること。
さいごに
人に伝える手段というのはいろいろある。その中で自分が好きなことや得意なことであればその内容や気持ちが伝わりやすくなると思う。自分に合った方法を見つけて試していきたい。少しずつ人とのコミュニケーションが楽になったり良いものになるといいなと思う。
さいごまでご覧いただき、ありがとうございました。
最高をめざすより、まずは最低限でいいと思ったら心が楽になった話。
こんにちは、moonです。
私は何か慣れないことや新しいことを始めるとき、力みすぎてしまうところがある。
”完璧に”なんて思っているつもりはないけれど、うまくいかなかったときやミスしてしまったときはひどく落ち込んで自分がイヤになることが多い。
それはいきなり最高をめざしてしまっているからなんじゃないかと最近思った。
要領をよくわかっていないことはうまくできないことのほうが多いと冷静になってみて思ったんだ。
だから、まずは最低限のことをできるようにっていう気持ちからはじめてみたらいいんじゃないかって自分に問いかけたりしている。
失敗してしまっても自分を責めるのではなく、小さな子どもに話しかけるみたいに「大丈夫だよ。ひとつ学びがあったね。今度はきっとうまくいくよ。」そんなふうに自分を思いやってあげることがその先、自分を追い詰めて体調を崩したり、鬱々とするよりずっといいと思った。
自分のいちばんの味方は自分自身でないといけない。どんなときもいつも支えてあげるのは自分だと思う。自分を傷つけるのも自分だし、自分を励ますのも自分だと思うんだ。どんなに親しく信頼している人の言葉でも、自分がどう受け取るかで意味が変わってくると思うから。
「自分を愛していない人に人は愛せない」という言葉を聞いたことがある。正直、どうして?って思った。そもそも愛するってどういうこと?そこからよくわからないけど、私は「◯◯だから愛する」というのは愛ではないと感じている。その存在を認めるということが愛なのかなと思っていたりする。それが愛なら私の中では自分自身を認めてあげることが愛するということだ。それができたら他の誰かを心から受け止めて愛することができるのかなって。そんなふうに思う。。
まずは小さいことからでいい。いきなり大きなことなんてできないからひとつひとつクリアしていけばいいんだと思うとホッとできた。
あまり無理して上を目指さなくてもいいんだなって。自分のペースで自分の道をいこうと思う。
『僕と世界の方程式』という映画を観たことがある。
その映画で主人公がある数学の選抜試験を受けるんだけど、その主人公の先生が言っていた言葉がとても印象に残っている。
「ムキになる必要はない。必要なのは数学を楽しむことだ。選抜に落ちても楽しい未来は待っている。」
私は大学受験や資格試験などそういうときにはとても精神的に余裕がなかった。休み時間も勉強して友達と話すのもあんまり楽しめなかった。落ちたらおわりだとかこの先どうしようとか不安でこわかった。。
すごいネガティブ人間(笑)だからどうしようもなくただ自分を追い込むことしかできなかった。
この言葉を耳にして、「あっ、いい結果が出なくても明るく楽しい未来は待っているんだな♪」そうと思うと不思議と心にゆとりが出てきたんだ。
その先生みたいに自分にも声をかけてあげたいし、そんな友達がいたらそういう言葉をかけて励ますことのできる人になろうと思った。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
シャイな私が必要以上に緊張しないために意識していきたい一つのこと
こんにちは、moonです。
私はとても緊張しやすい人間です。羞恥心が昔から強く、人前で泣くなんて恥ずかしくてどうにかしてこらえます。(笑)
注射で泣くのも恥ずかしいしみっともないから平気なフリをしていたし、学校の日直なんてイヤでイヤで仕方なかった。。
前日の夜には部屋にこもって一人静かに泣いていました。
こんな感じだったので、動揺しやすく自分よりも人見知りな人にも出会ったことはありませんでした。(笑)
なぜ羞恥心が強くなるのか
ふと考えてみると、羞恥心が強いというのは自意識が高いということなんだなと思う。自分のことを意識しすぎているってことなのかなと。
自分のことをよく見られたいとか、嫌われたくないとかそういう他人にかかわることを気にしていると不安になったり、失敗したりしたときに自分をとても恥じてしまうことになる。
他人が自分のことをどう思うかはその人が思うことで自分にはどうすることもできないのだから、少し冷静になってあまり人の目を気にしすぎないように生きればいいんだと思う。当然だけど他人って自分以外の人全てだからたくさんいるんだ。だからそんな変えられないことに目を向けても自分にとって無駄なことが多いし、きっと自分のことを気にしてる人なんてほとんどいないだろう。(笑)
自分にとって何が大切なのかということがしっかりあれば、それ以外のことで思い悩むこともあんまりなくなると思うんだ。だから嫌われたらどうしようと自分がいくら不安になってもどうにもできなかったりする。それに嫌われてしまったんじゃないかというのも思い込みだったりする。だから、少しづつ考えても仕方ないことには時間を使わないようにしたい。もっと時間をかけるべきことってたくさんある。自分を磨くために本を読むとか、大切な友達と語り合うとかそういう自分にとって大事なものに時間のエネルギーを使っていたほうが有意義なときを過ごせるし、ハッピーだなって思う。
過剰な緊張を減らす一つのこと
私は身体によくない緊張をたくさんしてきた気がするけど、自分の意識がそうさせていたんだなって思ってから、これを心がけたら今までよりは少し緊張が和らいだような気がする。
これというのは、相手を見ることだった。自分ではなく相手に意識を向けること。
うまくできるかな、失敗しないかなと自分のことについてあれこれ思いを巡らせるよりも、相手は何を望んでいるのかな、私にできることはあるかな、何か役立てるかなとそういうふうに考えるには相手のことを知らないとなかなかできない。
初対面の人と話をするときは、自分のこと変だと思われてないかなと不安になるより、この人はどんな人なのかな?何が好きなのかな?ってそれを知るために聞いてみたりするほうがずっとその時間が素敵なものになると思う。あとは、笑いとかユーモアがあったらその場が和やかな雰囲気になっていいと思う。だから、まずは自分が相手にほほえみかけたり、相手がリラックスできるように工夫してみるといいと思った。
それに人生は楽しむためにあるっていろんな本を読んで感じた。自分の理想とは遠いことをしてしまっても、そこからまた始めてみればいいんだ。人間だから自分が思うようにできないこともあるとしっかりわかっていたら、自分を責めすぎることもないんだと思う。それもまた成長につながるのかなと思う。
さいごに
今回は、シャイな私が緊張を和らげるために意識していきたいことについて書いてみました。緊張はわるいことではないと思います。でも、過剰な緊張は心身のストレスになると思うから少しでも減らしていけたらいいのではないかなと思っています。
また、自分なりのリラックス法や試してみてよかったことについてもまた別の記事で書いていけたらなと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
心配性の私が、不安になったときにするといいことを学んだ話
こんにちは、moonです。
数年前に読んだ本を最近もう一度読み返したのですが、その本に不安になったときはこうするといいということが書かれてあり、これはいい方法だと思ったので今回はそのことについて記事を書いてみたいと思います。
- 作者: リチャード・テンプラー,桜田直美
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2013/11/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本には、人生をよりよく生きるため、個人的に成功するためのルールがいくつも書かれています。また、パートナーや家族、友人と最高の関係を築くためのルールもあるのでけっこう大切な考え方がこの一冊の本にギュッと入っている感じです。
その一つ一つのルールがとても本質的でこれからどんな時代になってもこのルールが役に立たなくなることはないだろうなぁと思いながら読んでいました。
不安になったときにするといいこと
たいていの不安は、段階を踏んで必要な行動を取れば解決できる。心配事があるなら、自分に何ができるかを考えてみよう。不安を解消するために、具体的にできることはあるだろうか。心配事があるなら、必要なのは、次の行動だ。
1 具体的なアドバイスを求める。
2 情報を集める。
3 建設的に行動する。
病気が心配なら、病院へ行こう。お金が心配なら、予算を決めてお金を使おう。体重が心配ならジムに通い、食べる量を減らそう。
不安な気持ちの裏側には「何もしたくない」という気持ちが隠れている。具体的な行動を起こすより、ずっと心配しているほうが簡単だからだ。しかし、解決に向けて具体的に動かなければ、いつまでたっても心配から解放されることもない。ダラダラと心配だけしているのは人生の大いなる無駄遣いだ。
ひとつひとつ自分が不安に思っていることと向き合って、上記の3つの行動をしてみることで解決していくことが大切なんだなと気づくことができた。
ぐるぐる悩んでいても無駄な時間を過ごしてしまうし、どんどんマイナス思考になってしまうと思うので「じゃあこの不安をどうやったら解決できるかな?」って自分で考えてみたりする。でも、わからないことも多いと思う。そういうときは上手い人に聞いてみたり最初はできなかったけどできるようになった人がいたらその人にアドバイスを求めてみたりする。
インターネットとか本とかでもたくさん情報を得ることができるから、不安を感じるときはこの3つを試してみようと思う。
さいごに
私は小さなことでも不安を感じてしまいます。恐怖心とも似ていて、うまくできなかったらどうしようとか、失敗したらどうしようとか、いろいろ浮かんできて心配になってきます。そういうときは準備不足とかもあると思うから、納得できるまで自分の不安が少なくなるまでたくさん練習したり、できるかぎりの準備をすることが心にとっても大切なのかなと思っています。
そうしたらできるかぎりのことはしたのだからきっと大丈夫だと少し心に余裕が生まれるんじゃないかなと思います。私も思い返してみたらそんなことがありました。
失敗してはいけないと思うより、むしろたくさん失敗しといたほうがいいということもこの本には書かれてありました。その理由もちゃんとあるので「ああ、そうか!」と思えるのです。無理せず、少しずつルールを実践していこうと思います。
もし、人生の考え方やパートナーや家族、友人とより良い関係を築くにはどうしたらいいのかを知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
【HSP】歌詞よりもメロディーから曲を好きになる私がおすすめしたい気持ちが明るくなる曲5選
こんにちは、moonです。
私の家の近くには小さな公園があります。たまにそこのベンチでバイオリンを弾いている人がいます。私の好きなパッヘルベルの『カノン』とか魔女の宅急便の『海の見える街』が聴こえてくるのです。
私はバイオリンの音色が大好きで、偶然聴けた時はとても幸せな気持ちになります。ピンクの小さな花がふわふわと溢れるようなイメージです。(笑)そのくらい感動して幸福な気分になります。
歌がなくても楽器のメロディーだけで私はその曲に浸れます。HSPの私は音にも敏感なので楽器だけの曲ばかりを好んで聴いているのかもしれません。歌がある曲も歌手の声もひとつの楽器のように聴いているところがあります。(笑)
たぶん気持ちが沈んでいる時は特に元気をもらえると思います。
名探偵コナンの『戦慄の楽譜』という映画があるけど、その中である歌が聴こえてきて、ケンカしていた新一と蘭はその歌声を聴いてもうどうでもよくなって気付いたら仲直りしていたみたいなシーンがありました。そんなふうに心に訴えかけるようなパワーが音楽にはあるんだなと思いました。
劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア) スペシャル・エディション [DVD]
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今回は、気持ちが明るくなったり、優しい気持ちになれる曲をご紹介したいなと思います。
①『Summer』久石譲
久石 譲 / Joe Hisaishi -- Summer (HQ)
この曲は、私が地元を離れるときに親友がピアノで弾いてくれた思い出深い曲です。また、大変なときや不安なときに聴くと心が優しく包まれるような感じになりました。リズム感があり、ピアノの音色が美しいです。美しさの中に優しさがあります。久石譲さんの曲はジブリ作品でも素晴らしいものがたくさんあって心に届くものがあります。
②『I Am Not Alone』Priscilla Ahn
Priscilla Ahn - I Am Not Alone (piano cover)
本当は歌があるのですが、YouTubeで見つけられなかったのでピアノで素敵なのがあったのでこちらを。彼女の歌声は透き通っていて柔らかく優しいんです。ジブリ作品の『思い出のマーニー』で主題歌を歌われていて、そこから好きになりました。
③『Elan』Secret Garden
この曲は、とても弾むようなリズム感と生命力のようなものがあって神秘的な魅力を感じます。特にバイオリンのフィンヌーラ・シェリーさんが生き生きと(他の方も楽しそうに)演奏されているので聴いているとエネルギーをもらえます。ケルトやニューエイジ音楽は、この踊りだしたくなるような楽しそうな雰囲気と神秘的なところが好きです。
④『世紀を越えて』アディエマス
光が差し込んでくるような曲の雰囲気と心を軽くリラックスさせてくれるところが好きです。その中でも勢いのあるところがあって前に進む力と勇気をもらえます。癒しもあり、力強さもある不思議な曲です。
⑤『The Scientist』Coldplay
全体的に穏やかで優しい曲です。暖かい日も雨の日もどんなときに聴いても心和む曲だと感じています。なんとなく切ない余韻が残ります。
さいごに
今回は、私の好きな明るく、優しい気持ちになれる曲をご紹介させていただきました。曲にはその作者の想いが込められていて人に感動を与えます。HSPの方には音に敏感で音楽が好きな方もたくさんいらっしゃると思います。私はいろんな曲を聴いて感動したり、同じ曲を毎日聴いても全然飽きません。(笑)曲を聴いて、そのときに味わう高揚感とか心が澄んでいく感じが好きなのです。改めて私は音楽や絵画のような人が創り出す芸術が好きなんだなと思いました。
好きな曲を聴いてハッピーになれるといいですよね。
今回もさいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
本を読んで。内向型の自分を否定する必要なんてないと気持ちが楽になった話。
こんにちは、moonです。
内向型と外向型の違いを知って、内向型の人が生きやすい道をいけばいいということをこの本を読んで学びました。
内向型の生き方戦略―「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案
- 作者: 中村あやえもん
- 出版社/メーカー: あやえも研究所
- 発売日: 2017/11/06
- メディア: Kindle版
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この本には自分がずっとしんどかったことがそのまま書かれていて読んでいて少し泣きました。。(笑)
外向型と内向型の比率は、8:2くらい。タフで積極的で明るくポジティブな人たちのほうがネガティブで小さいことが気になる敏感な人よりずっと多いのです。社会の中で生きずらさや理解者がなかなかいないと感じる人に内向的な人が多いのは納得します。
その内向型がなぜ苦しくなるのか、どう生きていけば幸せなのかということがきちんとわかりやすく書かれてあり、これを読んだ私は自分自身のことが読むまえよりもわかってきたのです。
この本をおすすめしたい人
・内向型の性格が原因で他の人とうまくつきあえないことで悩んでいる人
・自分らしさを大切にしながらこれからをどう生きていくかを考えている人
・自分がどんなところなら生き生きできるのかを知りたい人
自分を知ることが幸せにつながる
この本では、外交的な人を社会維持型の人、内向的な人を境地開拓型の人として説明しています。
そもそも境地開拓型の人は、一人でいることをさほど苦としません。むしろ大勢でいると疲れてしまい、積極的に一人になったりするぐらいです。ですが、そのような孤独を好むという性質を持つのに、「みんなと一緒にいると、楽しいよ」などと言われて、それを信じ込んでしまったらどうなるでしょう。確かに、周囲にいる多くの社会維持型の人たちにとっては、「みんなと一緒」は楽しいことでしょう。彼らは群れを作って楽しく過ごすことを、目的とするのですから。
しかし境地開拓型は、そもそもそのようなことを「楽しい」とは思わない性質です。だから、みんなと一緒に騒いでも、いっこうに楽しくなれません。そして「自分は周囲と同じようにできない。これはきっと、自分のせいだ。自分が劣っているからなんだ」と思い込むようになってしまうのです。
私は周りと同じように楽しめないことがなにか異常なことなんじゃないかと思っていた。
小学生のとき、休み時間に教室で本を読んでいたことがあった。そのとき担任の先生に声をかけられて友達のところに連れていかれて「一緒に入れてあげて」と言って友達と遊ぶように言われたことがあった。
その友達ともふだんから仲が良かったからイヤではなかったけれど、一人で本を読むことはあまりよくないのかなと思ったりしていた。
先生は生徒のことで涙を流すような優しい人だったから私のことを考えてくれていたんだなって嬉しかった。でも、ちょっと自分のしていることがよくないのかなと思ったりしたんだ。
この文章を読んで、外向的な人と内向的な人の「楽しさ」が異なることを知ることができた。これがわかっていたら劣等感を持つことも自分を否定する必要もないことがわかった。
境地開拓型は、ネガティブな力を発揮することでリスク対策ができて、人付き合いよりも好奇心を重視することで成果を出せて、人脈よりも工夫で新しいものを作り、大勢でいるよりも一人でいることで思考するエネルギーを得られて、より完璧を目指すことで良質なものを作れるのです。
内向型が力を発揮やすい環境というのは大勢でなにかをするというよりも一人でなにかをするほうが負担が少なくいいものができるんだと自分のいままでの経験からも納得できた。
この前読んだ本にもひとりの時間をどう使うかということを学んだ。内向型は自分と向き合って生きることが幸せにつながるのかもしれない。
刺激への感度はほぼ先天的に決まっているので、変えられるものではないからですね。自分の力で変えられる次元のものではないのです。だから安心して、「ああ、もう我慢比べをしなくていいんだ」と力を抜くといいでしょう。
外向的な人は刺激に対してニブいからタフだけど、内向的な人は刺激に鋭いから疲れやすい。体質のようなものだから変えられるものではない。だから、もう体調を崩すまで我慢しなくていいのかと思うと心が軽くなった。
境地開拓型にとっての成功者像とは、「自由に、意味あることをすること」です。その「意味あること」とは、「自分らしさを発揮すること」、「自分にしかできないことをすること」、
「自分以外には誰もなしえないようなことをすること」、「今までにない、新しいものを発見、想像すること」などになります。一言で表現すると、それは「新たな境地を開拓すること」です。このような境地開拓型は、自分にとって使命感を感じられるような、有意義な毎日を送ることを好みます。自分の感覚を信じて境地へと向かい、工夫をすることで新たな領域を開拓します。そして一人でも多く、その新境地を分かち合い、仲間たちや社会の弱者に喜んでもらいます。そして何か一つでも意味あることを残せれば、それで死んでもいい、という生き方です。
内向的な人がしたい生き方は、外向的な人がしたい生き方とは異なっている。ここに書かれていることそのままを私は感じる。なにか自分が生きているときに自分の力で意味のあることをしたいと思う。
もっと興味深い言葉はあるけれど、今回はこのくらいにしますね。
気になった方はぜひ読んでみてください。
さいごに
今回の記事では、内向型の生き方についての本をご紹介させていただきました。
なかなか内向型である自分を理解してくれる人って少ないと思うけれど、理解されなくてもいいと思ったら少し気が楽です。自分の好きなことや得意なこと、気質を生かした生き方をして人に喜んでもらえたら本当に幸せだなと思います。自分を無理に変えようとするよりも環境をかえてみるほうが良かったりするのかもしれません。自分に合った場所を作ることを大切にしたいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。