【内向型HSP】ひとりでいたくなる敏感すぎる自分。でも奥底では人とのつながりを求めている。
こんにちは、moonです。
あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
−2020.01.01–
私はここ数年間、自身の強い内向性との付き合い方がよくわからずモヤモヤしていた。
内向型に関する本を読んで、その強みがどのようなものであるか、どんなふうに生きていくと楽なのかなど読んでよかったと思うことが色々あった。
今まで内向的な自分への劣等感や自信のなさ、マイナスな面ばかり見てしまっていた。
でも、内向的という気質がわるいなんてことはないし、これからそれを活かして生きていくかは自分の捉え方や考え方次第なんだと思えた。
今回は、「頻繁にひとりきりになりたい気持ち」と「外の世界を見て、人との出会いや新しいものに触れて生きたい気持ち」とどう向き合うか、そんなことをテーマに考えてみたいなぁと思う。
今の私の心の状態。。
ひとりでいたい気持ち・・・65%
外の世界や人とのつながりを求める気持ち・・・35%
こんな感じだ。
「もっと人と関わってみたら?外に出たらどうか」と言われて感じていたこと
私はずっと他の人と話をしたり、一緒に遊んだり、イベントに参加したり、、
そういうことの中にとても人間にとって大切なものがあることはわかっていた。
例えば、そこで生まれる信頼関係、友達、思いやり、思い出、記憶。。
経験を積み重ねると、知っていくことが増えていく。
それが今後、自分をたすけることになったり、出会うであろう誰かに役立ったりすることもある。
私もやっぱり友達と過ごす時間はとても楽しいもので、大切だ。
自分の話、相手の話、好きなものについて、興味があるものについて、話を聴くのも話すのも心がときめくこともたくさんある。
学校生活でもいい思い出はたくさんあった。
悲しいこともつらいことも生きていたらだれにでもあるもの。
ただ、私は自分の性格や気質など子供の頃はあまり意識していなかったし、感情で動くことが多かった。
他の人とは楽しみの対象が違ったり、スラスラとできないことも多かった。
時計の読み方を理解するのに時間がかかった。算数は特に意味不明な世界だった。。
休み時間は絵を描いたり、本を読んだりして静かに過ごすのが好きだった。
外に出て身体を動かすことに興味はなかったし、特にドッジボール は大キライだった。
人にボールを投げつけて何が楽しいの、、、?(・_・;
という疑問を抱き続け、同時にボールが身体に当たることが怖かった。。。
教室は騒がしかったけど、楽しかったこともたくさんあって、でも、ふとした時に自分が少し変わっているのかなとも感じていた。
私はよく知らない人が集まるバーベキューは苦手だったし、地域の踊りや様々な大会に参加することの意味を考えるほど、どうにかして避けようと試みていた。(それは叶わなかったが。。)
親戚が集まるところにも行きたくなかったし、どんなにご馳走があろうともイヤだった。
むしろ緊張で食欲はなかったし人前で食べることに抵抗感があった。
申し訳ない気持ちはあったけど、自分の心はそう感じていた。
大人になっても、その内向性は相変わらずで。
刺激を避ければ避けるほど人間は、刺激に弱くなる。
反対に外へ出て行けば慣れてくる。
それは事実なんだと思う。
無理のしすぎは良くないけれど、少し力が出てきたら何かに挑戦してみる。
小さく動く。それでいいと思っている。
目的がないと外に出ない自分
あの作品が観たいから美術館に行く。
本が読みたいから図書館に行く。
聴きたいからコンサートに行く。
なんでも目的があってそこに行動がある。
ずっとひとりで過ごしていると、いい天気だしどこか出かけてみたい気分だな♪
さて、どこへ行こう。そんなことを考えていると30分、1時間すぎていることもあり、出かけたいけど、どこに行ったらいいかわからないなんてことになることもよくあり、色々探してみるのだが、電車の乗り換えが多いとか、1時間もかかるとか、行くだけでも疲れそうだ。
ひとりで行くのが寂しいなら、誰かと、、
でも、誰かと行くのは今の自分にとって負担が多い。
電車できもちわるくなったら、食事となるとめんどうなことが色々あるし、、
そう思うともう家にいようかってなったりする。。笑
そりゃ私だってずっとこのままでいたいなんて思ってない。
美しいものを見たいし、知りたいこともたくさんある。
たぶん心の底では、人とのつながりや信頼関係を求めている。
それを阻んでいるのは、敏感な気質や繊細さだと思っているところがある。
それを邪魔者にはしたくないし、上手に付き合っていきたいと思っている。
敏感で繊細でありながら、人との付き合いを大切にするには
自分らしく生きることは、私にとってとても大切なこと。
それを無視して生きることはできない。
自分を否定しながら人に合わせるのもいやだ。
自分らしく、人との関係も大切にする。
自分がこれからしていくべきことは、本当に自分にとって大切な人なら、自分の言葉でこういうことは苦手なんだ。こうしてくれるとうれしい。その理由も相手の立場を想像して伝える。
自分の主張ばかりではなく、相手の意見も聴く。
すぐにはわかってもらえないことを前提にしておくと落ち込むダメージも少なくて済むと思う。
私が今までしてこなかったことの中に自分の気持ちを相手を思いやりつつ言葉で伝えるというものがあった。
そもそも自分の気持ちがよくわかっていなかったし、いっぱいいっぱいなときに冷静に話すのはむずかしいのだけれど、今は少しずつ自分のことはわかってきてはいると思う。
もし私が相手の立場なら、誤解したくないし、理解したい気持ちがあると思う。
だから、HSPに限らず、人は言葉を通してわかり合っていく生き物。
話してもわからないこともある。でも、話してみなければわからない。
私は臆病だし、不器用な人間だ。
きっと失敗もたくさんする。
この世界で生かされていることにとても感謝している。
いつかおわりのある人生、幸せを感じながらこれからを過ごしていきたいなと思っている。
記事のまとめ
今回は、敏感すぎてよくひとりでいたくなるけれど、心の底では人とのつながりを望んでいる自分との付き合い方などについて考えてみました。
自分には心を閉ざす、人を避ける、自分の内にこもるといった内向的特徴があります。
ひとりで過ごす時間は他の人の何倍も必要な気がします。
複雑だし、繊細な自分の扱いによく困惑します。
でも、自分らしく生きることをやめたくはない。。
きっといい人との出会いは潤いと豊かさを与えてくれます。
それを避け続けてしまうのはさみしいことでもあるのだと思います。
貴方のこれからの人生が、花のように鮮やかでしあわせなものになりますように。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。