内向型HSP・moonのブログ

シャイで超内向的なmoonが日常から感じたことを綴るブログです。

賢く生きるとはどういうことか。

こんにちは、moonです。

 

頭のいい人や賢い人はこの世にたくさんいる。

彼らはふだん、どんなことを考え、どんな言葉を口にするのか。

どんな信念を持っていて、周りの人にはどう接するのか。

 

自分はそういうことがとても気になるのだ。

また、彼らから学びたいと思うのだ。

それは、自分も賢く生きたいと思っているからだろう。。

 

先ほど読み終わった本がある。

 

『喜多川泰 著/賢者の書』である。

ここのところ喜多川さんの本に夢中である。笑

 

賢者の書(新装版)

賢者の書(新装版)

 

 

 この本は、中年男性・アレックスが、9人の賢者に出会うために旅をしているサイードという少年と出会って、彼の持つ「賢者の書」を読んであらゆる成功の秘密について学んでいくというお話だ。

 

人間の可能性

 

人間には宇宙に存在する大いなる力があるようだ。

その力とは、である。

 

人間があらゆるものを発明し、社会を作り、発展して進化していったのは、心があったから。

こうなったらいいなという想像したり、人の温かさに愛を感じたり、景色を見て美しいと感動するのも、それを感じる心があるから。

 

心は目には見えない。

どこにあるのかもわからないが、それはたしかに存在している。

 

その心を持った人間には無限の可能性があるんだとこの本に書かれている。 

 それは一人一人に備わっているものなんだって。

 

自分の中に存在している素晴らしい大いなる力に気づくこと。 

 不可能を可能にするエネルギーを持っているんだ。

 

言葉の力

 

賢い人は、ふだん心の中で思うこと、口に出すこと、全ての言葉に気をつけている。

言葉が人生を作ることを知っているのだ。 

 

自分は誰の言葉をよく聞いているのか?

それは自分の言葉だ。

 

その事実を知っている人は、自然と前向きな捉え方をする。

思いを巡らせるときも、プラスの言葉を使うようにする。

人にかける言葉も、励ましや思いやりに満ちた言葉が多い。

それはそういう言葉をかけられた人はもちろんあたたかな気持ちになると思うし、かけた本人もその自身の言葉を聞いているのだ。

 それがプラスのエネルギーを引き寄せる。

 

私はこれから、今までよりももっと、自分がなりたい人間になったつもりで考えたり発言することを意識していこうと思う。

 

感謝の恩恵

 

賢者と言われるような人たちは、身の回りの全てのことに感謝する心を持っている。

 

ふと周りを見てみて、それらが自分で作り上げたものでないものの方が多いはず。

家も机もベッドも、食材も家電製品や衣服まであらゆるものが自分以外の人の手によって生み出されたものである。

自分自身の力で作り出すことを想像してみると、それには膨大な時間とお金がかかりそうだということに気づく。

 

これらが今自分の手元あるのは、それを作ってくれた人や売ってくれた人、ここまで運んでくれた人などいろんな人のおかげなのだ。

だから、自分がこうして快適な生活が送れるのも多くの人の存在があったから。

そのことに感謝して、ありがとうの気持ちを忘れずにいたい。

 

 賢く生きるには・・・

 

この本を読んで、新たな学びがたくさんあった。

 

自分にとっての大きな収穫は、自分が欲しいと思っているものをまず人に与えよというものだ。

受け取るよりも先に、与えるというものがある。

 

話を聞いてほしかったら、相手の話をよく聴くことから。

愛がほしいと思ったら、自分から優しさや思いやりを。

 

自分の道を生きて幸せに暮らしている人に共通するものは、与えることをためらわないというものだ。

 

おわりに

 

今回は、賢く生きることをテーマに本から学んだことについて書いてみました。

人の話を聴くということはとても価値のあるものだと思いました。

その人がした経験を自分も体験することができるからです。

自分の身をもって経験するのではないから体験ではなく、知るということだろうか。。

 

 このお話を通して、いろんな人に会って話を聴くことが自分の視野を広げたり、いろんな考え方を知る上でもとても大切なんだなと学びました。

そういうこともできたら少しずつやっていきたいなと思います。

 

 ここまで読んだいただき、ありがとうございました。

 

 

夢は必ず実現できる。叶えるために必要なものとは何か。

こんにちは、moonです。

 

私は人生について、夢についてふと考えることがある。

今の生活に満足している部分もあり、理想とする暮らしもある。

毎日、自分が満たされていることを感じている。

恵まれていることに感謝している。

 

しかし、自分が思っていたよりも欲深いことに気づく。

欲しいものはたくさんあるし、行ってみたい場所やしてみたいことは山ほどあるのだ。

それはいいことだとも思っている。

湧き出てくる欲求は何かしら行動を起こさせるからだ。

その行動がいいものであるなら、いい経験にもつながる。

 

この前、夢は必ず実現することが約束されていると書かれている本を読んだ。

 

『喜多川泰著/君と会えたから……』という本である。

 

君と会えたから・・・

君と会えたから・・・

 

 

この本は、主人公の高校生17歳の少年・ヨウスケが同い年の少女・ハルカに出会い、彼女から本当にたどり着きたい場所ならば情熱を持ち行動し続けていれば誰でも到達することができることを教わっていく物語。

生きていることの恩恵や人生を自分で創っていくことの価値について小説のように主人公たちと学んでいくことができます。

 

夢(目的)と行動(手段)

 

私は夢を叶えるということはそれが大きければ大きいほどむずかしく、あまりにも遠く時間がかかるものであると思っている。

途中でそれを実現させることが思っていた以上にむずかしいことだと知って止まってしまったり。

 

それにまず自分がどんなことをしたいのかが明確になっていなければ叶えることはできないだろう。

それが心から望んでいることなのか自分でもわからなかったりする。

 

自分の場合、

ただ自分らしく生きていることを味わって、自分の好きなことや得意なことをしながら人にありがとうと言ってもらえるような人間になって、自分自身も幸せを感じながら生きること。

これが自分の心からの望みだ。

たぶん、こういう生き方が自分にとっての人生の目的なのかもしれない。

 

目的を達成させるためにはいろいろな手段がある。

その手段は1つではない。

 

本の中にこんな言葉があった。

 

「つまり飛行機が目的地に到着するための一つの手段でしかないように、プロ野球選手という職業だって夢に到達するための一つの手段だって、そう言っているんだね」

「そういうことよ。それが本当にどうしても到達したい場所ならば、誰もが絶対に到達することができるの。はじめに計画した方法が無理なら、別の方法を探せばいい。ただ単にそれだけなの。

もちろん、時間や労力は余計に必要になるかもしれない。でも、たとえばバスなら、バスでしか味わうことのできない素晴らしさだってあるのよ。あるって、パパは言ったわ」

 

-『喜多川泰著/君と会えたから……』-

 

プロ野球選手になることは目的ではなく手段だとすると、

目的となるものは、有名になることとか好きなことをしてお金を受け取ることとかそういうことになる。

この目的を達成するには、プロ野球選手になるという一つの手段がむずかしくても、他にもいろいろな手段があるんだ。

 

ある場所に行きたい。

そのための移動方法は、飛行機やバスもあるし、電車でも船でも自転車もある。

手段は一つではないということを知る。

それはそこにたどり着くには様々な道があるのだから、一つ一つ自分にあった方法で向かえばいいのだということを学んだ。

 

夢と情熱

 

夢を叶えるには、才能に焦点を当てるよりも情熱をかけられることに焦点を当てることが大切だと学んだ。

それは同じ著者の本を読んで得たことだった。

 

moon6633.hatenablog.com

 

自分がどうしてもやりたいことは何か、情熱を持って続けたいことは何か、そういうことを自分でわかっていることはとても大事なように思う。

 

でも、今の自分にはそれはあやふやで見えていないものだった。

具体的に人生という大きなスケールで何がしたいのかわからない。

 

それはたぶん、これからいろんなたくさんのものに触れて経験をしていくことや自分の目の前にある課題に向き合っていくことでわかっていく部分があるかもしれないなと感じている。

 

情熱を感じるものには心が感情が高鳴り、時間が過ぎるのも速く感じられる。

それは自分が得意なことであったり好きなことであることが多いのだろう。

自分にとってそれは何かなんとなくわかっていることもあり、まだ知らないこともある。

 

それは人と接することで知ることが多い。

話を聴くときの聴き方や休みの日の過ごし方、お金の使い方など人によって様々だからこそ個性が出やすい。

その個性が大切で、自分が他の人とどう違っているのか、何にワクワクするのか、それは自分1人でいてもわかりにくいことかもしれない。

 

本を読んで、夢の実現には情熱の存在が重要であることがわかった。

自分にとってどうしてもしたいことをこれから小さな一歩を通して探っていこうと思う。

 

おわりに

 

今回は、夢の実現についてをメインに書いてみました。

喜多川泰さんの本を読んだのは、これで2冊目になります。

 物語としても本当に面白くて、人生においての学びが多く、今後に活かしていける素晴らしい教えばかりでした。

 

でも、とても切ないお話でもありました。

生き物は明日も命があるとは限らないのに、明日があることを当たり前のように気にせず夜眠りに就いている。

自分の生まれ持った素質や自分らしさを活かしていくことが大切なように思うのです。

限られた時間の中でおわりから考えて今に集中することを忘れないでおきたいです。

 

 私はこの本と出会えて少しずつではあっても自分の考え方や視点が前とは違うものになっていることを感じています。

そのことに心から感謝しています。

この本と出会えてよかったです。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

上品な人の魅力

こんにちは、moonです。

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一緒にいると居心地のいい人がいる。

その人は、いつも優しく微笑む。

ふんわりと微かないい香りをさせて。

 

聞き上手で丁寧で、思いやりがある。

向上心があって、他の人とではなく過去の自分よりも一歩前へいこうとする。

だれであっても見下すようなことはしない。

相手を尊重し、歩み寄り、理解しようとしている。

 

楽な道よりも自分が行きたい道を選び、自分の頭で考え、経験することを大切にしている。

柔らかな唇からは、美しく優しい深い言葉が確かな響きを持って溢れてくる。

 

気持ちに余裕を持ち、相手の時間を大切にする。

自分自身を愛で満たし、動物や植物に優しくあろうとする。

 

感謝とありがとうの言葉を伝えることを大事にする。

自ら世界を愛そうと、自分らしく生きようとするチャーミングな人。

 

そんな人を私は、上品な人だと思っている。

 

上品な人の精神

 

彼らの心の根底には、

人を不快にさせないという気持ちがあるのだと思う。

 

大きな音を立てないことや気分が悪くなるほど香水をつけないこと。

ファッションもシンプルで清潔で穏やかな雰囲気が漂っている。

人の迷惑にならないよう雨の日は傘の扱いに気を配るし、鞄を置くときも優しくそっと。

モノを無駄にせず、必要な分だけ買う。

 

それは彼らが自分のいやなことに敏感だからかもしれない。

いやなことを平気でできないし、その不快な気分は自分がいちばんよくわかっている。

 

きっと、感受性が豊かなのだ。

ささいなことにも感動する心を持っている。

美しい夕焼けにジーンとくる、道端の小さな花にも綺麗だと感じる心。

 

私はそういう人が好きだ。

 

配慮する気持ちを忘れない。

距離感は適切に保とうとする。

だからきっと、彼らといると心が安らぐのだろうなぁ。。

 

自分の芯がある

 

彼らは人の意見だけで物事を選んだりはせず、自分と対話する。

自分の直感や感覚を大切にする。

それは彼らにとって重要な手がかりになるのだろう。

 

多くの上品な人には色気が宿る。

色気は芯のある人をより魅力的にさせる。

 

自分で考えて、行動していくことは彼らにとって自然なことなのだろうと思う。

 

上品な人と自立心

 

彼らは、自立するということを大切にしているように思う。

人に寄りかかるより、自分の足で立ち、自分で歩いていく。

 控えめなように見えても、心の奥底に情熱を秘めている。

そういう人。

 

思っていることをそのまま口には出さないからミステリアスだが、彼らの頭の中ではきっといろんな言葉が飛び交っているのだと思う。

 

さいごに

 

今回は、上品な人の魅力について思っていることを書いてみました。

私も上品な人間であろうと思っています。

安心や癒し、そういうものを周りに与えるような人間でありたいからです。

また、そんな人のそばにいたいです。。

 

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

『喜多川奏 /手紙屋』を読んで。必要とされる人間になるためには。

こんにちは、moonです。

 

私は少し前に、とても素晴らしい本に出会いました。

 

「手紙屋」

「手紙屋」

  • 作者:喜多川 泰
  • 出版社/メーカー: Discover
  • 発売日: 2007/08/15
  • メディア: 単行本
 

 

喜多川奏著『手紙屋』という本です。

働くことの意味や人生の目的、夢や目標などとても深いテーマについて書かれてあります。

 

大学四年生で就職活動をしている主人公が手紙屋さんと文通して、10通の手紙を通して本当に大切なことを学んでいくというお話です。

 

正直、この本を私も就活する前に読んでみたかったぞ〜!(笑)と思うほど、学びが多かったです。 

でも、今このタイミングで読むことができて良かったです。

出会えたことに感謝しています。

 

いいなぁと思ったのが、手紙に教えや考えが綴られているところです。

ページをめくるごとに小説のようなワクワク感がありました。

次はどんな言葉に出会えるんだろうという期待で気持ちが高揚しました。

読み終わってから、この本に出会えてしみじみと本当に良かったなぁという気持ちでいっぱいです。

 

読んでみたいと思った理由

 

手紙という言葉に惹かれたのがひとつ。

私は、子供の頃から手紙を書くことが好きで、それをもらうことも好きで楽しいことだった。

 

もうひとつは、働く意味が自分でもよくわからなかったからそれを知りたいと思ったのだ。

 

私は自分がどうして大人になると働かなければいけないのか、働く意味ってなんなのかな。。?

そういうことを問われても答えられない自分がいた。

 

働くことについて自分自身がよくわかっていないまま、生きていくのはなんだか曖昧に生きているようで、自分でそれを理解していたいし、わかりながら働きたいと思う。。

 

新鮮な視点

 

一方で会社の規模の大小や職種に関係なく、どんな状況になっても成功する人はいます。それは、どんな環境に身を置いていても人生を自分で切り開いていこうとする人です。

他者に守ってもらうのではなく、自分にできる精一杯のことをやろうとする人です。

見返りとして何がもらえるかを考えて自分のすべきことを決める人ではなく、報酬に関係なくそのときそのときに自分のベストを尽くして毎日を生きようとする人です。

-『喜多川奏/手紙屋』-

 

誰よりも大きな夢を持つ人は、誰よりも大きな壁を何度も何度も乗り越えなければそこに到達することはできません。ところが、「大きな夢を持て!」と言われた若者は、「ハイ、そうですか」と言われたとおりに夢だけを持つ。けれども、夢を持った瞬間に現れる大きな壁を越える覚悟はできていないんです。

わたしは、若い人たちに「できるだけ大きな壁を、たくさん越える生き方をしなさい」と言ってあげたほうがいいと思うんです。

-『喜多川奏/手紙屋』-

 

あなたに必要なのは才能ではありません。やりたいことに情熱を注ぎ込むことです。そうすることによって、あなたは才能を開花させることができるのです。

もう一度言いましょう。

 

『失敗した人は才能を理由に挙げる。成功した人は情熱を理由に挙げる』

-『喜多川奏/手紙屋』-

 

これらの文章に私は胸を打たれた。

とても大切なことのように感じた。

自分が全く知らなかったことで、わからなかったことがスッと浮き上がってくるような感覚だった。

 

自分が目指せば必ずたどり着く先がある。

すべては自分次第。

 

さいごに

 

本を読んで、そこから得られるものはさまざまで、いろんな学びや気づきがあります。

自分の知らなかったことを知ることができるのは、とてもワクワクすることです。

また何かのきっかけで興味を持ち、知りたくなったり、見えてくるものがあったり、少しずつでも変化があるのはいいことだなと思います。

いろんな考えを持った人がいて、その人に会えなくても本を読むとその人の考えていることや思っていること、知識や経験を学ぶことができる。

とても貴重な体験で、おもしろいことだと思うから私は本を読むのが好きです。

 

この記事を読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

『ムーラン』(映画)を観て。本当の強さとは何かを考える話。

こんにちは、moonです。

 

私は数年くらい前に偶然、ある曲を聴きました。

『木蘭情』という曲です。

 


孙燕姿 - 木兰情 [theatric version]

 

この曲は、中国映画の主題歌でした。

最初に聴いたとき、鳥肌が立ち、心が高揚したのを覚えています。

 

彼女の歌声は美しく、強いものでした。

祈りのような、何かを訴えているような、そういうものを感じました。

とても壮大だと思ったのが当時の印象です。

 

そして最近、その映画を観ました。

思ったことや感じたことが色々ありました。

 

それなので今回は、『ムーラン』という作品を観て感じたことを中心に書いてみたいと思います。

 

ムーラン(字幕版)

ムーラン(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 

〈あらすじ〉

若い娘ムーランは病弱な父の代わりに、父には黙って男になりすまし戦場に向かう。

そこで女性である身を気づかれそうになったところを上官ウェンタイに救われる。

度重なる戦で彼らはお互いがなくてはならない存在になっていく。

 

慕われる人とは・・・

 

ムーランは、とても強い女性だ。

人間であることは感情的であることと同じだと思う。

その感情が戦では障害になることがある。

 

仲間が傷つくやもう会えないという事実を冷静に受け止めなければならない。

想像すらできないほどにとても苦しいことだろう。

安全で平和なところから観ている自分には理解できないことだ。

 

彼女は、その優れた戦闘力が評価されて、将軍に昇格していく。

大切な仲間との別れ。悲しみの中、自由がなく、自分の意思で好きなように動けない。

それでも、戦わなければ皆が傷つくことになる。

 

他の人の上に立つ人というのはそれだけ大きな責任がある。

そのプレッシャーが常にある状態というのは気が抜けない、とても大変なものだと思う。

 

そんな中でも、自分のことよりも兵の命やその家族のことまで考える。

誰もがこの人のために何かしたいと思わせるものを彼女に感じている、そういう印象を受けた。

それは彼女がみんなのことを考えて、行動しているからだと思う。

その責任の重さから逃げず、自分の中にある弱さと向き合える人が強い人なのだと思う。

 

弱いことと強いこと

 

強さとは、身体よりも先に心が大きな木のように頑丈であることをいうのかなと思ったりする。

心が弱ると身体も弱ってきてしまう。

でも、心がしっかりしてさえいればそれに伴って身体も強くなって、健康になっていく。

精神を鍛えることは大きな壁が目の前に現れたときに、とても重要なことのように思う。

 

本当に強い人は、自分の強さを暴力や権力などでわからせようとはしない。

人の気持ちを考え、痛みを感じながらも、自分の弱さを受け止め、人に優しくあろうとすることだと思う。

そういう人に人は惹かれて、そばにいたいと思う。

 

自分がほしいものをまず自分が与えるのだ。

理解してほしいと思ったら、相手のことを理解しようとする。

愛されたいと思ったら、自分が相手を愛する。

 

与えることで自分の中にあるものがなくなっていきそうだと思うけど、きっとその反対にどんどん豊かになっていく。

それは周りにも波紋のように広がっていく。

 

すぐにできるものではない。

でも、自分はそういう強さを持ちたいと思っている。

だから、心に留めておきたい。

 

 

さいごに

 

この作品を観て、私は自由に生きていくことができる、好きなように好きな人と過ごせることがどれほどありがたく幸福なことなのかを感じました。

自分の人生で何がしたいのかをこれから考えて、いろんなものに触れるきっかけを自分で作っていこうと思いました。

大切なことに気づかせてくれた作品でした。

とても感謝しています。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

【HSPと結婚】ひとり好きで超内向的な私がどうしてパートナーが欲しいのか考える話

こんにちは、moonです。

 

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私は最近こんなことを思う。

ひとりの時間があまりにも必要な自分は今後、だれかと暮らしていけるのだろうか、

結婚するようなパートナーと出会えるのだろうかなどという気持ちになったりする。

 

そんなことを気にしていても仕方ないのだが、ふと思うのだ。

 

今そんなことを考える前にやるべきことはあるのだ。

でも、自分がなぜ結婚したいと思うのか、一度書いておこうと思った。

 

結婚と愛情

 

私にとって結婚は想像すらまだ遠いものだが、憧れている。。

相手がいれば、相手に合わせることもあり、自分が大人でなければ関係は長くは続かないだろうと思う。

自分のことだけを考えていたら、相手は離れていくだろう。

 

また、結婚生活が良好に続いていくというのは、お互いが精神的に成熟していて、心地よい距離感がとれているということなのだろう。

 

相手が自分にとって大切な存在で、もちろん考え方が違ったり、合わないこともあると思うけれど、お互いに相手を尊重して歩み寄る努力をしているから長続きするのかなとも思ったりする。

 

私が本などで愛について学んだとき、そこには「まず自分を愛しなさい」という言葉があるのだ。

自分の中に優しい気持ちや思いやる心がなければそれを相手に与えることはできないのだと。

私はよく「優しい」と言われる。

たぶん、相手がどうしたいのかを感じて、それを優先することが多いからだと思う。

だから相手はそれを優しいと感じてくれるのだろう。

 

しかし、私は自分を主張するのが苦手で、争いを招くようなことはしたくないし、相手の望みをなんとなく感じて気付いていながら自分のしたいようにするというのはきっとあとで罪悪感を感じることになるからいやなのだ。

 

つまり、自分は自分のために相手に優しくしているのではないかと思うのだ。

 

話がずれてしまった( ̄▽ ̄;)

 

数年前まで私は自分を大切にすることがとてもむずかしいことのように感じていた。

今までそんなこと気にしたことがなかったからだ。

 

たいてい自分より一緒にいる人を優先した。

相手が何か話したそうだったら聞き役に回る。

いやなこともなんとか耐えるように努力した。

 

昔、親戚が集まって食事したときのこと。

私は何を話したらいいのかわからず、ただ笑顔を絶やさないように話を聞いていた。

本心ではこの場から離れたかったが、そんなことをしてはいけないと自分で思い込んでいた。

 

そんなとき、「〇〇(自分の名前)は、だまってじっと耐えていてえらいね」というようなことを言われたのだが、私は何がえらいのかよくわからなかった。

耐えることはいいことなのか。

子供ながらに耐えることは得意とは言わないが、自分のせいで相手がいやな気持ちになったり険悪な雰囲気になるよりまだマシなものだった。

 

心身症になってから私は自分の考え方のクセを見直してみたり、変えられる部分を変えていくように試みた。

そのおかげで自分の気持ちを聴くことや相手の気持ちも想像しつつ、自分らしく振舞うようなことの方が心身ともにいいんだなとやっと気付いたのだ。

 

我慢や抑圧というのは、言葉からも感じるけれどいやなものだ。

ときには成長するというようないい意味で必要なこともあるけれど、心やカラダの調子が悪くなるのは、どんなものでもよくないのだ。

 

また脱線。。笑

結婚の話に戻ろう。。

相手を愛するには、自分への愛がなければうまくいかないのだろうと思う。

 

だから、私はまず自分を愛で満たして、身の回りの人に優しく、思いやりの気持ちを持って接することを大切にしていきたいと思っている。

 

結婚したい理由

 

私は小さい頃から結婚願望があった。

素敵な人と一緒に暮らす幸福を思い描いた。

 

だが、年を重ねるにつれて自分はどんどんひとりの時間がなければ自分を保てなくなった。 

気を遣ったり、いろいろなことに神経を使っていると消費するエネルギー量が多いから、その分ひとりきりになって蓄えていかないとダメなのだ。

 

自分にとって何よりもそれは優先すべきものだった。

だから、たとえ家族であっても自分の小さな空間に長時間いなければならないことは、とても窮屈で安らげない、苦しいことなのだ。

 

それはなかなか他の人にはわからない、いやあまり感じない感覚なのかもしれない。

 

そんなことから、恋愛にもむずかしい部分を感じている。

自分の感覚をどうしたらわかってもらえるのかというもの。

いや、わからなくて当然なのだが、ただ受け止めてもらうにはどうしたらいいのかという問いがある。

 

ただ、好きであればHSPだろうがなんだろうが関係ないと思ったりもする。

それはどれだけ相手を理解したいかという気持ちの問題なのだと思う。

 

結婚したい理由は、ひとことでいうと、

愛を感じながら生きたいからだ。

私はこの世とお別れするときに、「十分に愛したか?」という質問にYESと答えたい。

死が近づくと、そういう質問があるんだって。

 

その人を大切に思って、一緒に過ごせたことを感謝したい。

結婚とは好きな人とずっと一緒にいるということ。

それはいろんな苦難があってもこの人と乗り越えていこうと思えること。

私はそんなふうに思える人と一緒に暮らしていきたいと思っている。

 

今できること

 

私が今できることは、

目の前のことに全力を尽くすということだ。

 

結婚とは話が外れているかもしれない。。

でも、私の中にある根本は、幸せに生きることだ。

そしてやっぱり昨日の自分より一ミリでも前に進んでいたい。

 私は自分を他人と比較するより、過去の自分と比べてどうかという視点を大切にするようにしている。

 

生きているというのは、この一瞬一瞬が続いていくことなのだろうと思う。

だから、一日一日を大切にして、物事にベストを尽くしていくことを心がけていこうと思う。

 

さいごに

 

恋愛も結婚も素敵なものだと思います。

私はかなりのひとり好きで、もしかしたら他の人には人といるのが煩わしいんじゃないか?と思われていたりするかもしれない。。

でも、ずっとひとりきりなのはとても寂しいと感じます。

 

気持ちを共有できたり、仲間がいたり、大切に思える人がそばにいるというのはどれだけ心強いことでしょうか。

私がこれまで悩んでいたときやつらかったときに励ましてくれた親友や家族の存在はとてもありがたいものでした。

愛犬も悲しいときちょこんと私の隣に座ってそばにいてくれました。

言葉がわかるとか、わからないとか関係ないんだ。。

ただ、それがうれしいし、彼らのおかげで気持ちが安らぐという事実があるのです。

 

人は誰かの支えがあって自分らしく生きていけるのではないかと思います。

人間は、考え方も感じ方も異なっていて、それが自然なことで、だから学びあえるのだとも思います。

 

なかなかまとまりのない文章になってしまいましたが、

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

色っぽい人に憧れている私が色気について考える話。

こんにちは、moonです。

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花のような人

私は度々、色気について思いを巡らせます。

それを纏う人は、たいてい魅力的で、惹きつけられる何かがあります。

しかし、それが一体何なのかははっきりとはわかりません。

ただ、感じるだけです。

 

色気とは何か。。

その本質を、ある本の中で見つけました。

 

花言葉

花言葉

  • 作者:美輪明宏
  • 出版社/メーカー: パルコ
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 単行本
 

 

美輪明宏さんの言葉です。

とても本質的で的確な表現をされているように感じました。

 

色気とは、性的なものや、仕草や形ではなく。精神的に相手を包んであげる上品な優しさのことです。それが滲み出てきた「気」が色気です。

-『美輪明宏/花言葉』-

 

上品な優しさが滲み出ている人と一緒にいると、きっとホッとするような癒されていくような感覚になるのではないかと思います。

 

私はこういう人間になりたいです。。。

 

今回は、色気が溢れている人の特徴やそこから学べることについて書いてみようと思います。

 

色気がある人の共通点

 

①大人であること

 

大人とは、成人していることを意味する言葉でもあり、考え方や態度が成熟している人のことなどを意味する。

 

子どもであっても、大人っぽい子はいる。

イメージでは、周りの様子を気にかけていたり、冷静に物事を考えたり、騒いだりせず落ち着いていたりする子。

相手の立場を想像したり、かける言葉に思いやりの気持ちが込められていたりする。

 

成人していなくても、そういうふうに自分の利益だけではなく自分の都合だけではなく、相手の気持ちになったり、何かを与えることができる人はきっと大人なのだろうと私は思う。

 

そんな人は、周りの人からも愛されているだろう。

なぜなら、一緒にいて気分がいいと思うから。

どんな人も嫌な気持ちにはなりたくない。 

話していて、いい気持ちになれるというのは、人として魅力的だ。

 

②生命力がある 

 

生命はどこから感じるか。 

ツヤツヤした肌、ほんのり色づいた頬や唇、感情が現れる瞳かもしれない。

心の底から湧き上がる情熱。

筆を走らせて絵を描く姿や楽しそうに音楽を演奏する光景かもしれない。 

何かに夢中になっている。

そこから生き生きとしたものを感じる。

 

③苦労することがあった

 

辛いことやしんどいことはどんな人もあるものだ。

しかし、その経験が人を思いやる優しさにつながったり、何か嫌なことがあっても穏やかでいて文句も言わなかったり、過去にひどいことをされたとしてもそれを許す強さや器の大きさだったりと、人間的に成長していく。

 

厚みがあり、味がある深い人になっていく。

 

それが色気として外に現れているのかもしれない。

 

④丁寧であること

 

モノを扱う手がソフトでゆったりしている。

周りの人に対しても、それは変わらない。

相手の時間を大切にしている。

傷つけないようにしている。

相手の気持ちを想像する。

だれであっても尊重する。

 

そういう姿勢や丁寧さから愛を感じる。

色気のある人は愛を与える人であるということなのだろう。

 

⑤いつも感謝している

 

彼らはどんな小さなことにも感謝している。

雨が降っても、作物が育つことを喜んでいる。

そのあと見られるかもしれない虹を楽しみにしている。

お金がもらえることや旅行ができること、家族と過ごせる時間など身の回りのいろんなことに「ありがとう」の気持ちを持っている。

 

当然だとか当たり前だとは思っていない。

平和な暮らしや目の前にあるご馳走が食べられることは、昔の人たちのおかげだと感謝して毎日を大切に生きている。

 

⑥色々な経験をしている

 

経験をすると学びがある。

知らなかったことを知ることができる。

気持ちや心に変化が起こる。

自身の成長がある。

 

彼らは多くのことを知っているような雰囲気があるし、どこか掴めない不思議さがある。

 

⑦清潔感が漂っている

 

ふわっといい香りがする。

その一瞬は心地いいものだ。

身なりが整っているというのは、見ていて違和感がなく、素敵だ。

それは思いやりでもある。

人を不快にさせないというのは色気のある人の大きなポイントでもある。

 

⑧落ち着いている

 

冷静さは彼らの魅力の1つ。

あまり喋りすぎず、穏やかに話す。

人の話をよく聞いて、よく質問をする。

ゆったりとした空気が流れ、それは心地いいものだ。

 

焦る様子があまり想像できないのは、彼らに余裕を感じるからだろうか。

それが人を安心させるのかもしれない。

 

⑨自分の頭で考える

 

ある情報をそのまま信じるより、自分で考えてみたり、自分で試してみたりする。

自分の目で見たもの、感じたことを大切にしているような感じ。

自分の人生も自分で選んで進んでいく。

他人任せにはしない、そういう自分の軸や芯がある。

 

⑩感受性が豊か

 

小さなことにも気づき、感動する。

心が綺麗な人。

おせっかいにならない気配りができる。

それは彼らにとって自然なこと。

 

漫画やアニメなどから色気を感じる登場人物

 

 

かなり自分の好み?いや全部、、笑

ここに挙げた人たちはみんな愛があるし、それを与えている人だと私は感じています。

上品な色気のある人には多分これが根底にあるのだと思うのです。。

 

さいごに

どこに色気を感じるかはさまざまです。

その人の感情がふっと現れた瞬間だったり、 目に宿る何かだったり。。

色気を感じさせる人には目には見えないけど、ただ気になって惹かれてしまう魅力があるのです。

わからないから気になるのです。

色気について過去にも書いていますが、今回も書けてよかったです。

自分もこういう人のように、与える人間であろうと思います。

 

ありがとうございました。