賢く生きるとはどういうことか。
こんにちは、moonです。
頭のいい人や賢い人はこの世にたくさんいる。
彼らはふだん、どんなことを考え、どんな言葉を口にするのか。
どんな信念を持っていて、周りの人にはどう接するのか。
自分はそういうことがとても気になるのだ。
また、彼らから学びたいと思うのだ。
それは、自分も賢く生きたいと思っているからだろう。。
先ほど読み終わった本がある。
『喜多川泰 著/賢者の書』である。
ここのところ喜多川さんの本に夢中である。笑
この本は、中年男性・アレックスが、9人の賢者に出会うために旅をしているサイードという少年と出会って、彼の持つ「賢者の書」を読んであらゆる成功の秘密について学んでいくというお話だ。
人間の可能性
人間には宇宙に存在する大いなる力があるようだ。
その力とは、心である。
人間があらゆるものを発明し、社会を作り、発展して進化していったのは、心があったから。
こうなったらいいなという想像したり、人の温かさに愛を感じたり、景色を見て美しいと感動するのも、それを感じる心があるから。
心は目には見えない。
どこにあるのかもわからないが、それはたしかに存在している。
その心を持った人間には無限の可能性があるんだとこの本に書かれている。
それは一人一人に備わっているものなんだって。
自分の中に存在している素晴らしい大いなる力に気づくこと。
不可能を可能にするエネルギーを持っているんだ。
言葉の力
賢い人は、ふだん心の中で思うこと、口に出すこと、全ての言葉に気をつけている。
言葉が人生を作ることを知っているのだ。
自分は誰の言葉をよく聞いているのか?
それは自分の言葉だ。
その事実を知っている人は、自然と前向きな捉え方をする。
思いを巡らせるときも、プラスの言葉を使うようにする。
人にかける言葉も、励ましや思いやりに満ちた言葉が多い。
それはそういう言葉をかけられた人はもちろんあたたかな気持ちになると思うし、かけた本人もその自身の言葉を聞いているのだ。
それがプラスのエネルギーを引き寄せる。
私はこれから、今までよりももっと、自分がなりたい人間になったつもりで考えたり発言することを意識していこうと思う。
感謝の恩恵
賢者と言われるような人たちは、身の回りの全てのことに感謝する心を持っている。
ふと周りを見てみて、それらが自分で作り上げたものでないものの方が多いはず。
家も机もベッドも、食材も家電製品や衣服まであらゆるものが自分以外の人の手によって生み出されたものである。
自分自身の力で作り出すことを想像してみると、それには膨大な時間とお金がかかりそうだということに気づく。
これらが今自分の手元あるのは、それを作ってくれた人や売ってくれた人、ここまで運んでくれた人などいろんな人のおかげなのだ。
だから、自分がこうして快適な生活が送れるのも多くの人の存在があったから。
そのことに感謝して、ありがとうの気持ちを忘れずにいたい。
賢く生きるには・・・
この本を読んで、新たな学びがたくさんあった。
自分にとっての大きな収穫は、自分が欲しいと思っているものをまず人に与えよというものだ。
受け取るよりも先に、与えるというものがある。
話を聞いてほしかったら、相手の話をよく聴くことから。
愛がほしいと思ったら、自分から優しさや思いやりを。
自分の道を生きて幸せに暮らしている人に共通するものは、与えることをためらわないというものだ。
おわりに
今回は、賢く生きることをテーマに本から学んだことについて書いてみました。
人の話を聴くということはとても価値のあるものだと思いました。
その人がした経験を自分も体験することができるからです。
自分の身をもって経験するのではないから体験ではなく、知るということだろうか。。
このお話を通して、いろんな人に会って話を聴くことが自分の視野を広げたり、いろんな考え方を知る上でもとても大切なんだなと学びました。
そういうこともできたら少しずつやっていきたいなと思います。
ここまで読んだいただき、ありがとうございました。