夢は必ず実現できる。叶えるために必要なものとは何か。
こんにちは、moonです。
私は人生について、夢についてふと考えることがある。
今の生活に満足している部分もあり、理想とする暮らしもある。
毎日、自分が満たされていることを感じている。
恵まれていることに感謝している。
しかし、自分が思っていたよりも欲深いことに気づく。
欲しいものはたくさんあるし、行ってみたい場所やしてみたいことは山ほどあるのだ。
それはいいことだとも思っている。
湧き出てくる欲求は何かしら行動を起こさせるからだ。
その行動がいいものであるなら、いい経験にもつながる。
この前、夢は必ず実現することが約束されていると書かれている本を読んだ。
『喜多川泰著/君と会えたから……』という本である。
この本は、主人公の高校生17歳の少年・ヨウスケが同い年の少女・ハルカに出会い、彼女から本当にたどり着きたい場所ならば情熱を持ち行動し続けていれば誰でも到達することができることを教わっていく物語。
生きていることの恩恵や人生を自分で創っていくことの価値について小説のように主人公たちと学んでいくことができます。
夢(目的)と行動(手段)
私は夢を叶えるということはそれが大きければ大きいほどむずかしく、あまりにも遠く時間がかかるものであると思っている。
途中でそれを実現させることが思っていた以上にむずかしいことだと知って止まってしまったり。
それにまず自分がどんなことをしたいのかが明確になっていなければ叶えることはできないだろう。
それが心から望んでいることなのか自分でもわからなかったりする。
自分の場合、
ただ自分らしく生きていることを味わって、自分の好きなことや得意なことをしながら人にありがとうと言ってもらえるような人間になって、自分自身も幸せを感じながら生きること。
これが自分の心からの望みだ。
たぶん、こういう生き方が自分にとっての人生の目的なのかもしれない。
目的を達成させるためにはいろいろな手段がある。
その手段は1つではない。
本の中にこんな言葉があった。
「つまり飛行機が目的地に到着するための一つの手段でしかないように、プロ野球選手という職業だって夢に到達するための一つの手段だって、そう言っているんだね」
「そういうことよ。それが本当にどうしても到達したい場所ならば、誰もが絶対に到達することができるの。はじめに計画した方法が無理なら、別の方法を探せばいい。ただ単にそれだけなの。
もちろん、時間や労力は余計に必要になるかもしれない。でも、たとえばバスなら、バスでしか味わうことのできない素晴らしさだってあるのよ。あるって、パパは言ったわ」
-『喜多川泰著/君と会えたから……』-
プロ野球選手になることは目的ではなく手段だとすると、
目的となるものは、有名になることとか好きなことをしてお金を受け取ることとかそういうことになる。
この目的を達成するには、プロ野球選手になるという一つの手段がむずかしくても、他にもいろいろな手段があるんだ。
ある場所に行きたい。
そのための移動方法は、飛行機やバスもあるし、電車でも船でも自転車もある。
手段は一つではないということを知る。
それはそこにたどり着くには様々な道があるのだから、一つ一つ自分にあった方法で向かえばいいのだということを学んだ。
夢と情熱
夢を叶えるには、才能に焦点を当てるよりも情熱をかけられることに焦点を当てることが大切だと学んだ。
それは同じ著者の本を読んで得たことだった。
自分がどうしてもやりたいことは何か、情熱を持って続けたいことは何か、そういうことを自分でわかっていることはとても大事なように思う。
でも、今の自分にはそれはあやふやで見えていないものだった。
具体的に人生という大きなスケールで何がしたいのかわからない。
それはたぶん、これからいろんなたくさんのものに触れて経験をしていくことや自分の目の前にある課題に向き合っていくことでわかっていく部分があるかもしれないなと感じている。
情熱を感じるものには心が感情が高鳴り、時間が過ぎるのも速く感じられる。
それは自分が得意なことであったり好きなことであることが多いのだろう。
自分にとってそれは何かなんとなくわかっていることもあり、まだ知らないこともある。
それは人と接することで知ることが多い。
話を聴くときの聴き方や休みの日の過ごし方、お金の使い方など人によって様々だからこそ個性が出やすい。
その個性が大切で、自分が他の人とどう違っているのか、何にワクワクするのか、それは自分1人でいてもわかりにくいことかもしれない。
本を読んで、夢の実現には情熱の存在が重要であることがわかった。
自分にとってどうしてもしたいことをこれから小さな一歩を通して探っていこうと思う。
おわりに
今回は、夢の実現についてをメインに書いてみました。
喜多川泰さんの本を読んだのは、これで2冊目になります。
物語としても本当に面白くて、人生においての学びが多く、今後に活かしていける素晴らしい教えばかりでした。
でも、とても切ないお話でもありました。
生き物は明日も命があるとは限らないのに、明日があることを当たり前のように気にせず夜眠りに就いている。
自分の生まれ持った素質や自分らしさを活かしていくことが大切なように思うのです。
限られた時間の中でおわりから考えて今に集中することを忘れないでおきたいです。
私はこの本と出会えて少しずつではあっても自分の考え方や視点が前とは違うものになっていることを感じています。
そのことに心から感謝しています。
この本と出会えてよかったです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。