HSPの私が半年以上も同じ仕事を続けられている理由についての話。
こんにちは、moonです。
私は学生の頃、アルバイトしていたとき一日で辞めてしまったことが過去5回ほどありました。
続かない主な原因は、そもそも仕事内容が自分に向いていなかったこと、アルバイトをする目的が明確ではなかったこと、通いづらかったことなどがありました。
こんなことでは、就職活動もうまくいかないだろう。。
もし、入社できたとしても、またすぐ辞めてしまうのではないかという恐怖心に近い不安がありました。
でも、大学卒業後に雇ってくれた会社で何とか半年以上続いています。
その理由は、私がどんなことでも耐えられる強い人間になったからではありません。。
実際、正社員で入社したにもかかわらず、毎朝の満員電車で頻繁に起こる吐き気や週5日一日8時間という生活に心と身体が保たず、IBSの症状も悪化して休みも多くなり、もう続けていけない、辞めるしかない状況にまでになりました。
しかし、会社側から両者にとってベストな提案をしてくださり、こうして短時間勤務をさせていただくことになりました。
今ではそのおかげで、同じ会社で満員電車を避けた時間帯に出勤させていただき、働かせてもらっています。
社員のことを考えてくれる会社に巡り会えたことや親切で優しい人たちばかりの職場に居られることは、本当に幸運でありがたいことだと心から感謝しています。
今回の記事では、HSPであり、周りから繊細な人とよく言われる自分がなぜ仕事を続けられているのかについて書いていきたいと思います。
仕事選びで大切にしていたこと
私が就活生の頃、
自分はHSPであり、耐えられないことが色々あり、その影響をうけて体調も変化しやすい、ものすごく敏感な人間なんだということを受け止めました。
私は仕事選びで多くのことを気にかける必要がありました。
たとえば、
・あまり人と話さなくていいような黙々とできる仕事か
・刺激が少ないこと
・人と関わる接客や営業、事務ではなくモノを相手にする仕事か
・毎日通いやすいところか
・バタバタと落ち着かない職場ではないか
・休憩はとりやすいか
・完全週休二日制か
・残業はないか
・転勤はないか
・通勤時間が30分以内
・車の運転が必要ないか
など。
こういう条件を全て満たしていないとなかなか応募することすらできなかったのです。
私は、長い時間他の人といられない無理がきかない身体だったし、限界を迎えやすくて精神の消耗も速かった。
睡眠時間もたぶん普通の人よりずっと多く必要とする。
こんなふうだったので、こういう自分が無理なく続けていける仕事を選ぶ必要がありました。
それは自分にとって優先すべきことでしたので、譲らず守っていました。
周りの人がとても優しい
就活は予想以上に苦労しました。
でも、多くの人の助けと支援があったおかげで、自分の求める条件をほぼ全て満たしているところに就職が決まりました。
それが今の会社です。
職場の人間関係はとてもよく、私が続けられているのも、それが大きいと思っています。
就活していた頃、自分にあった仕事とは何か、働く意味とは何か、そういう問いに対するヒントを求めていろんな本を読みました。
その本の中に、こんな言葉がありました。
どういう仕事をするかよりも、どんな人たちと働くかの方がずっと大切だよ。
私はその言葉と出会って思いました。
確かに、自分の好きなことを仕事にできたとしても、そこで一緒になる人たちとあまりにも合わなかったり、タイプが違いすぎたりして人間関係がうまくいかなかったら辛いだろうなと思ったのです。
もし、自分がそれほど好きではない仕事に就いたとしても、教えてくれる人や周りの人たちがとても尊敬できる素晴らしい人格を持っていて、優しく親切な人たちだったら、きっととても居心地がいいし続きやすいのではないかなと。。
仕事内容が自分に合っていた
私は刺激にとても敏感な人間です。
そのことをHSPという概念を知ってから理解していきました。
だから毎日のようにある仕事では、好きなことよりも刺激が少ないかどうかを重視しました。
一日ずっと同じことをしていることがほとんどだし、黙々とできるので、集中し没頭することが好きな私には合っていました。
通勤時間が短いこと
私は電車が苦手です。。
大学生の頃まで、徒歩か自転車で通学していました。
歩きや自転車は外の空気や風を感じられるから好きでした。
電車に限らず、車などの密室空間と車内の匂いや話し声など、いろいろなことが気になり気持ちが悪くなることが多く、なんだか苦手だったのです。
そんなことから会社まで徒歩か自転車で行けたらいいなぁと思っていました。
でも、それはむずかしいことがわかったので電車通勤になりました。
それでも、満員電車は耐えられませんでしたが、人の少ない時間帯で数分で着くのであれば大丈夫でした。
自分がここは無理でも、ここなら大丈夫という範囲を知っておくことはとても大切だなと思いました。
まとめ
私がなんとか生活できているのも自分を支えてくれた人たちの協力と応援があったからです。
今まで私はたくさんの人に迷惑をかけました。
人は1人では生きていけないということを実感したし、自分の無力さも身にしみて感じています。
まだ、社会に出て一年も経っていないですが、これから様々なことを学んでいき、向上心を持ち続けて、恩を返せるような人間になろうと思います。
この記事が書けてよかったです。
もし、これを読んでくれた人にとって何かプラスになるものを与えることができたなら本当に幸いです。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。