【感想】『話すことが怖い。でも、一人にはなりたくないんだ。』を読んで。
こんにちは、moonです。
最近、人との関係や自分自身の性格についての悩みが明るい方向へ向くような本に出会いました。
そこで今回は、言葉の大切さや人の幸せについて大事なことを教えてくれた一冊の本について書きたいと思います。
その本のタイトルは、『話すのが怖い。でも、一人にはなりたくないんだ。』です。
話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。ーあなたが知らない 最高の自分に気づく40の言葉ー
- 作者: 春明力
- 出版社/メーカー: Clover出版
- 発売日: 2018/01/27
- メディア: 単行本
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このタイトルの言葉そのままをいつも私自身感じていました。
- 自分が言ってしまったことが相手にとって傷つくような言葉だったかもしれない。
- 相手が話した言葉をそのまま受け取って、一人で勝手にネガティブな考えを巡らせて落ち込む。
- 人が怖い。人とかかわると自分がダメな人間だと気づかされてしまう(本当はそうではなくても)
- 一人はさみしい。一人で本を読むのも、映画を観るのも楽しいけれど、ずっとそうしていると孤独を感じる。この本の面白いところをだれかと話したいな、どんなところが良いと思うか人に聞きたい、そうやってだれかと共有したくなる。きっとそんな話ができたら楽しいんだろうなって感じることがある。
私はこんなふうに、人と話すことや人と会うことを楽しみたいと思っている。でも、それがなかなかできない。
そこで、この本に出会って自分が勝手に思い込んでしまっていたことが人との関係を狭くしていたということに気づくことができました。
この本は、小説のような物語を読んでいるみたいでとても面白かったです。
ここに登場する人たちから多くのことを学べると思いました。
どうしたら人に信頼してもらえるのか、人が幸せになるにはどうしたらいいのかということが納得しながら読むことができる内容でした。
この本には、大事なことを気づかせてくれる言葉がたくさん出てきます。
印象に残った言葉を少しだけご紹介します。
「がんばってもがんばっても、結果が出ない。
でも、それは、自分の能力がないってことじゃないって。才能がないってことじゃないって。ダメな行動をしていただけなんだって。
仕事が好きになれない行動。結果が出ない行動を。成長できない行動を。そのせいで、自分はダメな人間、そう思い込んでしまっていただけだって。
他の人と同じようにできることを当たり前に思わなくていい。人には個性がある。得意なこととそうじゃないこと、好きなことやいやなことは人それぞれだということに気づきました。
人と関わると傷つく。だから、人と関わらないようにしよう。行動を起こすと傷つく。だから、行動を起こさないようにしよう。いつのまにか、そうなってしまっていた気がする。
・・・だから、つまらなかったのかもしれない。楽しくなかったのかもしれない。
楽しむにはどうしたらいいんだろうと私はいつも感じていたような気がします。
傷つくのがいやだから、傷つくかもしれないものを無意識に避けてしまっていたのかもしれない。
でも、そうしているとどんどん世界が狭くなって、いろんなことを楽しめなくなってしまう。。
そういうことを優しく教えてくれたのがこの本でした。
「最初から、かっこよくできることなんてないんだよ。かっこよくできるようになるまでやるんだ。そうしたら、『恥ずかしい』は。『かっこいい』になれるんだよ。」
恥ずかしいと思うときは、みっともない姿を人に見せてしまったと思って自分がいやになります。
でも、慣れないことや新しく始めることはうまくできないのが自然なんだということをこの本が気づかせてくれました。
私はいつも失敗して、恥をかいたり、周りに迷惑をかけてしまうことをおそれていました。
だから、行動を起こすことに慎重になりすぎていました。
でも、ちゃんとできるようになるまでやることで恥ずかしいと思う失敗もしなくなるのかもしれないと思いました。
さいごに
この本の言葉は優しくあたたかいと感じました。
物語のように読めるから、言葉が深いです。
こういう言葉をかけられるのは、この人の経験からきているんだなというのを感じます。
もし、あなたが人との関係で悩んでいたり、人と話すことがうまくいかないな、ちょっと苦手だな、人に喜んでもらうにはどうしたらいいんだろうとか、こういうふうなことを思っていたらぜひおすすめしたい本です。
なかなか今までの考え方とかを変えていくのはむずかしいけど、変えようとするのも大切なのかもしれない。
でも、変えなくてもいい部分もあると思うし、こういう考え方をちょっと取り入れてみようかなという気持ちでいいところもあるのかなと思いました。
あなたにはあなたにしかない魅力があるし、自分では大きな欠点だと思っていたことが大きな強みになるかもしれないから、そんなことも思いました。
話すのが怖いと感じるのは、言葉で人を傷つけてしまうかもしれないとか相手の気持ちも大切にしているからかもしれない。
そういう優しさを持っているという長所が隠れているのかもしれないなと思いました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。ーあなたが知らない 最高の自分に気づく40の言葉ー
- 作者: 春明力
- 出版社/メーカー: Clover出版
- 発売日: 2018/01/27
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